『週刊包装タイムス』2026年6月15日号にベイクックが紹介されました。
耐熱容器の拡販進める
ECサイト活用し認知度拡大へ
吉村化成(奈良県香芝市、0745・77・2838)は、C-PET製耐熱容器「ベイクック(BAKEQ)」シリーズの拡充に力を入れている。成型ラインの導入を計画し、生産体制の強化とラインアップ拡充を進めることで、用途提案の幅を広げている。設備の高度化を通じて、顧客の多様な要求に応える体制を整えていく。
同シリーズは220度の耐熱性に加え、耐油性や保香性を備える点が特長。具材を入れて焼き上げた後、そのまま店頭に陳列できるため、調理から販売までを一つの容器で完結できる。作業効率の向上と廃棄物削減の両立に寄与する製品として、惣菜分野を中心に採用が広がっている。
同社は現在、年内を目途にC-PET製品に特化した新たな成型ラインの導入を計画している。特別仕様の設備とすることで生産効率の向上と作業性の改善を図り、ベイクックシリーズの製造能力を大幅に引き上げる考えだ。新ラインの稼働により品質の安定化も期待され、より高い水準での供給体制を構築する。
製品ラインアップは大型から小型まで幅広く、ハンバーグやグラタンといった惣菜用途に加え、ブラウニーやチーズケーキ、スイートポテトなど焼き菓子用途でも評価を高めている。さらに現在、直径約φ260ミリメートルの大型タイプを開発中で、パエリアなどファミリー向けメニューへの展開を見込む。用途の広がりに対応した製品開発を進めることで、新たな需要の取り込みを図る。
素材面では、約3倍に発泡させることで軽量化と断熱性・保温性を両立した「ベイクックエア(BAKEQ-AIR)」や、PETボトルのリサイクル材を使用した「ベイクック-R(BAKEQ-R)」を展開。環境配慮と機能性を両立した製品群として提案を進めている。
同シリーズはECサイトでの販売にも対応し、小ロットでの試用が可能。新設備の導入による生産体制の強化とあわせ、用途提案のさらなる拡充を進めていく。
