『週刊包装タイムス』2023年5月22日号にBAKEQ Airが紹介されました。

高耐熱発泡容器を提案
断熱性高く加熱直後に素手で

吉村化成は、差別化製品の提案型営業を加速する。220度の耐熱性を備えた高耐熱発泡容器「BAKEQ Air(ベイクックエアー)」の営業活動を開始した。

素材特性により断熱性が高く加熱直後に素手で持つことができ、同形状のC-PET製品に比べ1個あたりの重量を約30%減らすことが可能。

これら製品特徴を訴求することで『環境にも優しい〟機能性容器』として今後、認知拡大に取り組む意向だ。

同社はこれまで、高い成形加工技術と実績をもとに顧客満足を追求し、独自性に富んだ高品質製品を提案している。

特に耐熱220度の超高温にも対応する「BAKEQ」は高温加熱調理、MAP包装に適したガスバリア性、レンジ・オーブン対応の簡便性に優れた機能性が評価され、スチームコンベクションオーブン調理向けなどの引き合いが堅調だ。


今回、耐熱220度という超高温への耐性はそのままに高耐熱発泡素材をシリーズに追加し「BAKEQ Air」として製品化した。

発泡素材なので断熱性があり、加熱直後も素手で持つことができ、保温性に優れ、他素材よりも長い時間温かい状態を保つ。

また、発泡シートを成形していることにより、プラスチック使用量を大幅に削減。特殊なヒートセット成形により220度の高耐熱性を有し、レンジアップやスチコン、オーブン調理などにも対応可能。

シート素材はPET樹脂単一なのでリサイクル性に優れ、樹脂特性で耐油性も保持している。
今後、幅広い加工食品容器としての導入が期待されるところだ。

(週刊包装タイムス 2023年5月22日号)